2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ハイパーインフレーションの可能性検証

ハイパーインフレという言葉を耳にした方は多いと思われます。 日本でも戦後の数年で物価が100倍以上上がり、国民は塗炭の苦しみを味わっています。 ハイパーインフレの論議に入る前に「物価上昇」がどういうプロセスで起きるかをおさらいしておきたいと思い…

上場地銀7割減益 異次元金融緩和の余波

異次元金融緩和により長期金利がほぼほぼ0%に抑えられているのはご承知のとおりです。 ゼロ金利政策は金融機関の収益に大きく影響しています。三大銀行(メガバンク)が大幅なリストラを 発表したのはつい先日のことです。 地方銀行は大手都銀に比べ財務体…

国家財政は破綻寸前 その5 海外ヘッジファンドが日本国債の暴落を仕掛ける

前回までに、国債の価格と金利には相関関係があること、米国長期金利の上昇が日銀のゼロ金利政策に破綻をきたすであろうことを論じてきました。 更に前号のブログでは国債金利の2%の上昇が1000兆円に達する国債の流通価値を140兆円毀損することを数値を使…

国家財政は破綻寸前 その4 米長期金利の更なる上昇が日本の金融危機を誘発

前回は国債は市場の売り買いで価格が決まり、それによって金利が上下することを見ました。このことは日本の財政を考えるうえで非常に大切なポイントです。国債を無限に発行できる、あるいは国債が消化できなければ日銀が全部買い取ればいいなどという言説の…

国家財政は破綻寸前 その3 国債の価格と金利の関係

前回は日本の国債残高が1000兆円になっていること、現在日銀が無理やり国債金利を抑えているので利払い費が9兆円で済んでいるが、これが2%に上がっただけで20兆円増加し、他の支出を削減せざるを得ないので国民はさらなる窮乏を強いられるという話をしまし…

国家財政は破綻寸前 その2

このブログは財政破綻が本当にあるのかを検証することを目的のひとつにしています。 前回2018年度の一般会計予算を見て、高齢化に伴う社会保障費の増大と国債金利の上昇による国債関連費の増大が待ったなしの状況において、それをカバーするだけの歳入の…

国家財政は破綻寸前 その1

このブログは日本に財政破綻があるかどうか考察することが研究目的のひとつです。 考察に入る前に国家財政の現状をざっと見ておきましょう。 2018年度の一般会計予算(特別会計については別途論じます)は97.8兆円です。100兆円弱と覚えておきま…

ブログ始めました。

こんにちは。 ブログを始めたいなと前から思っていたのですが、どのサイトを選んだらいいか迷って時間ばかりたちました。 これではいかん!!エイッと「はてな」に決めました。これが当たりかどうか少したてばわかるでしょう。 団塊真っ只中の世代です。競馬…